生きたこと

 

ごずさまです。

私事ですが、先日母が亡くなりました。

まだぜーんぜん受け止められてない。

ふとした時に母を思い出したりして。

で、家族と話してたことです。

忘れたくないから備忘録がてら。

 

ママの体は火葬されて、小さい骨に。

じゃあ精神は?魂は?

どこにあるのか、どうなるのか。

 

たぶん全部今までは体と一緒にあって、

でも体がなくなったから、

それだけの状態でまだそのへんにいる。

それで、ある程度安心したり、

時間が経ったりしたら、

ちょっとずつ溶けて、

空に拡散するんじゃないかなーって。

 

それで世界そのものになって、

いないけどちゃんといる、みたいな。

 

そうだったらいいな。

今はまだそのへんにいてくれたらいいな。

 

母が亡くなって思ったのは、

やっぱりもっと色々したかったなってこと。

たぶんどんなに普段からちゃんとしてても

きっと思うんだろうけど、

もっともっと感謝して、お手伝いして、

一緒に過ごせたらよかったのにな〜。

 

とはいえ「あの時こうしたらよかったのに」

っていう類の後悔は実はほとんどなくて、

どちらかというと

「これからこういうことがしたかった」

っていう残念な気持ちが強いかな。

 

結婚式に出てほしかったし、

孫生まれたらだっこしてほしかったし、

まあ言ってもしょうがないんだけど。

 

だから月並みだけど、今周りにいる人には

ちゃんと思ってること言おうと思う。

好きとかきらいとかありがとうとかごめんなさいとかね。

 

そうやって、自分の人生を生きたいとおもう。

「わたしが」どうしたいか。

「わたしが」なんて思うのか。

「わたしが」ほんとにすきなのか。

 

あっというまにいなくなっちゃったのを見て、

周りの人もわたし自身も、

いつ死ぬかわかんねーなと思ったから。

 

世界でいちばん死ぬわけないって

思ってた人が死んだから、

たぶん誰だってそのうち死ぬ。

当たり前のことを改めて

眼前に突きつけられた気分。

 

まあしばらくはたぶん突然泣いたり

悲しくなったりするんだろうけど、

唯一の人がいなくなったんだから

当然そうなるよな〜。

気がすむまでそうしよう。

 

大好きって最後に言えてよかった。

 

ここまで書いて、いっこだけ

ママに謝りたいこと思い出した。

うちで飼ってるの

犬1匹と猫1匹だよって言ってたけど、

ほんとは犬1匹と猫2匹です。

 

おわり。